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注文住宅を建てる際には、デザインや間取りだけでなく「どこに建てるか」も重要です。ここでは、佐賀市の治安についてまとめています。
ホームセキュリティのALSOKが2022年に発表した「全国治安ワーストランキング」によると、佐賀県の刑法犯認知件数は47都道府県中40位となっています。また、刑法犯検挙率は41位、刑法犯犯罪遭遇率は32位となっており、全国平均に比べて佐賀県の犯罪発生率は低いと判断できます。
さらに、佐賀市が2020年に発表した「佐賀市生活安全推進協議会 議事資料」によると、佐賀県佐賀市の刑法犯認知件数は年々減少傾向にあるようです。防犯に関する市の取り組みとして街頭啓発や防犯教室など実施しており、地域住民の防犯意識を向上させるための施策を行っています。
治安の良い地域の特徴としてまず挙げられるのは、ファミリー世帯が多いという点です。子育て世代の多く住むエリアは住宅街が広がっており、静かで暮らしやすい雰囲気が漂っています。付近に歓楽街も少なく、夜間でも静かに過ごせるケースが多い点も特徴。酔っ払いやケンカなどのトラブルに遭遇する頻度も少ないのです。
また、家賃相場や土地価格が適正であるかも重要なポイントとなります。これらがあまりにも低い地域は、何等かのマイナス要因が潜んでいると考えられるでしょう。もちろん、マイナス要素の中には「交通の便が悪い」「近くにスーパーがない」などもあるかもしれませんが、治安の悪さが原因になっているケースも少なくありません。
さらに、地域を挙げて防犯パトロールをしているかもチェックしてみましょう。警察や地域住民が見回りを行っているようなエリアは治安が良い傾向にあります。
治安が悪い地域には、街中のさまざまな場所に落書きがあるのが特徴です。落書きが多い=落書きを咎める人が少ない、または通行人が少なく人の目が届きにくい場所と判断できます。治安の良さを確認する場合は、自動販売機や建物の外観などを注意深く確認しましょう。一度きれいにした場所に再度落書きがされているような場所も注意したほうがよいでしょう。
また、コンビニや公園など、自由に使用できるトイレがない地域も要注意です。完全個室となるトイレは、中で何が起きていても外から確認できません。そのため、地域によってはトラブルを未然に防ぐのを目的に、そもそもトイレを設置しないケースがあります。同時に注意喚起の看板が多い場合も、治安が悪い地域の特徴です。
佐賀市では防犯対策として、佐賀駅周辺ならびにエスプラッツ周辺で防犯カメラを常時稼働させています。設置台数は佐賀駅周辺で20基、エスプラッツ周辺で12基となっており、どちらも犯罪を抑止するのに十分な多さです。なお、情報は録画機器に10日間保存されるため、万が一付近でトラブルが発生した際は情報の提供も行っています。
また、防犯カメラ・防犯灯設置の助成も行っているため、今後さらに治安が良く暮らしやすい地域になっていくことが期待できます。地域の防犯のサポートも行われているため、他の地域同様に防犯対策を十分に行っていることが伺えます。
【選定条件】Googleにて「佐賀市 注文住宅」で出てくる公式サイトのうち、佐賀市に拠点がありZEHビルダーに登録されている中でも公式サイトでお客様の声を掲載している3社を選定。(2024年6月28日調査)