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その地域で安心して暮らすためには、過去にどのような災害が起こり今後どのような災害が起こり得るのかを知ることが重要です。
ここでは佐賀市の災害について紹介します。
佐賀市のある佐賀県は九州の中でも北部に位置しており、周辺にある活火山としては長崎県の雲仙岳と福江火山群や熊本の阿蘇山、大分県の由布岳・九重山・鶴見岳・伽藍岳があります。
その中でも比較的最近に噴火を記録した火山としては1995年の雲仙岳、1996年の九重山、2020年の阿蘇山の3つとなっています。
これらの火山が噴火したと想定した場合の影響としては、火山の周辺数キロ以内にある住宅などでは火山灰の降灰や噴石の危険などが考えられます。
しかしながら佐賀県内に活火山はなく、佐賀市においてもそれぞれの活火山から離れているため、即座に直接的な影響が現れるようなことはまずないと考えても差し支えはないでしょう。
日本は地震大国と呼ばれるほど地震の多い国であり、佐賀市も例外ではありません。
直近では2016年に最大震度7の熊本地震が発生しており、一般的に大きな地震の際に注意すべき点としては家屋倒壊やそれに伴う火災、そして津波があります。
佐賀県が面している海は2つで、有明海沿岸と玄界灘沿岸です。
玄界灘は佐賀県の日本海側に位置しており、沿岸には観光資源が豊富となっています。
有明海は長崎・佐賀・福岡・熊本の各県に囲まれた状態となっており、水産資源が豊富な海です。
過去に発生した津波の状況を見ても大きな被害は出ていないことから、他の地域に比べると津波の被害は想定されにくいと言えるでしょう。
しかし大規模地震が来た場合にはこの限りではありませんので、沿岸地域に居住を考えている場合は注意が必要です。
日本の近海では年間を通して台風も多く発生し、特に8月~9月頃が接近・上陸しやすい時期となっています。
台風は日本列島に水資源という大きな恵みをもたらす一方で、防風や高潮、高波、大雨などの災害に加えて塩害などの被害も引き起こすことがあります。
日本の南に位置する北太平洋西部は熱帯低気圧数全体の3割~4割を占めており、場合によっては九州地方から本州にかけて上陸・通過することもあるため、佐賀市でも台風による被害を受ける可能性は常にある状況です。
佐賀市で家を建てる際にはそのような危険も認識した上で住宅づくりを行いましょう。
近年では豪雨の発生などにより、洪水や冠水といった被害はもちろん土砂災害も多く発生しています。
短時間で大量の降水量となってしまうような豪雨ももちろん危険ですが、時間あたりの降水量は少なくとも長時間雨が降り続けるような雨であっても地盤が緩み、土砂災害が発生する危険はあります。
佐賀市では土砂災害ハザードマップを後悔しており、土砂災害警戒区域(イエローゾーン)や土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)を指定しています。
このハザードマップを見ることにより、どの地域で土砂災害の危険があるかを確認することができるため、自分の家に土砂災害の危険があるのかどうかをチェックすることができます。
いざというときに慌てず行動ができるよう、事前に備えておくことが重要です。
その地域でどのような自然災害が起こっており、今後どのような点に注意しなければならないかを熟知しているのは、やはり地元で家づくりを長く続けてきた施工会社ではないでしょうか。
地元地域で実績のある工務店であれば、その地域の特徴をよく知っているため安心して家づくりを任せることができるでしょう。
このサイトでは佐賀市のおすすめ工務店を紹介していますので、住宅づくりを検討している方はぜひ参考にしてみて下さい。
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