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住宅づくりにおいては、その土地の気温や気候などを意識した家づくりが行われます。
ここでは佐賀市の気候について紹介します。
九州地方の気候は、黒潮と対馬海流による影響で冬でも比較的温暖となっています。
特に南西側の諸島では亜熱帯の気候で、九州地方の中でも特に気温が高い地域になっています。
また、南の太平洋上から湿った季節風が吹くことにより、雨が多く降るのも特徴です。
特に初夏から秋にかけての梅雨時期や台風シーズンでは降水量が多くなっています。
さらに火山が多い九州地方では、雄大な阿蘇山をはじめたくさんの火山が影響を与えています。
桜島は噴火を繰り返しており、特に九州の中でも南側に位置している鹿児島県や宮崎県では火山灰が堆積しやすいといった特徴もあり、土壌の水分が保たれにくいため水田以外の畜産や畑作が盛んになっています。
佐賀県は県の中央部に連なっている天山山系を境目とし、北部は日本海型の気候・南部は内陸型の気候と大きく分かれています。
年間の平均気温は16℃前後の地域が多く全般的に穏やかですが、県の中心となっている佐賀市では都市化の影響により他地域よりもやや気温が高くなっています。
降水量はどの地域も6月・7月が多くなっており、年間降水量の大部分を占めています。
【佐賀市の気候】
平均気温(年間・日最高):22.3℃
平均気温(年間・日最低):13.4℃
平均気温(年間・日平均):17.5℃
湿度平均(年間):71%
降水量(年間):2,876ミリ
降水量(日・最大):209ミリ
参考元:気象庁HP(https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/annually_s.php?prec_no=85&block_no=47813&year=&month=&day=&view=)
※2020年のデータから引用
佐賀市の位置する九州地方における家づくりは、温暖な気候の影響でさまざまなタイプの住宅が入り混じるという特徴があります。
本州や北の方の地域に比べると、冬場もそこまで寒くなることがないため年間を通して比較的過ごしやすく、気候的な特徴から特定の構造が進められるということもあまりありません。
ただし、九州地方の中でも鹿児島の桜島など火山の影響を受ける可能性がある地域では、万が一の噴火に備えて噴石・噴煙用の住宅設備が整えられていることも多くあります。
さらに、九州地方ではシロアリが発生しやすいとも言われています。
そのため、木造よりも鉄筋コンクリートの方が好まれることも少なくはないようです。
地域によってその気候や風土に合った家づくりがあり、それらを熟知しているのはやはりその地で長く家づくりを続けている工務店ではないでしょうか。
その地域の気候や風土を知り尽くし、数多くの住宅を手掛けた実績を持つ工務店であれば、どのような構造の家が適しておりどのようなポイントに気を付ければよいかをよく分かっているはずです。
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