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ここでは、住宅展示場の回り方や見学の際の注意点について解説します。
「休みの日に一気に住宅を見て回りたい」と考える方は多いでしょう。しかし、1日に見て回れる住宅の数は、2~3件です。
1軒のモデルハウスを見学するのに、1時間はかかります。担当者の説明を聞いたり質問をしたりしていると、2時間ほどかかることもあるでしょう。そのため、1日に何件も見て回ることは、難しいと言えます。
たくさんのモデルハウスを見たくなりますが、急いで見て回ると大切なポイントを見逃しかねません。たくさんのモデルハウスを見たいときは、日をあたらめて見学しましょう。
モデルハウスは、あくまでもモデルハウスです。お客様に見せるために、グレードの高いアイテムが使われることもよくあります。そのため、予算内でモデルハウスそのままの家が建つとは限りません。また、モデルハウスは一般的な住宅と比較して広く作られているものも多いため、モデルハウスが気に入って施工会社を選んでも、同じような家は建てられない可能性があります。
家を建てる段階になってがっかりしないためにも、「モデルハウスは見せるための家」であることを理解しておきましょう。
住宅展示場を訪れる方のなかには、子連れの方も多くいます。住宅展示場では子ども向けのイベントも行われており、子どもも楽しめる空間です。
しかし、モデルハウスを見て回ることは子どもに退屈で、飽きてくると走り回ったり、展示物を壊してしまったりする可能性もあります。
子連れで住宅展示場を訪れるときは、子どもが飽きない工夫が必要でしょう。ゆっくり見て回りたい方は、キッズスペースや託児所があるところがおすすめです。走り回ると危険ですので、子どもからは目を離さないようにしましょう。
住宅展示場を訪れると、周りの空気に触発されて、購買意欲がわいてしまいます。担当者も「今だけの限定価格」「今日契約すれば〇〇が無料です」など、セールストークをしてきます。
しかし、雰囲気に流されて契約をすると、あとから後悔する恐れがあります。契約は慎重に考える必要があるので、いったん家に持ち帰ることをおすすめします。
住宅展示場に行ったら、最初に展示場内をぐるりと一周しましょう。
初めは、どのモデルハウスから見ればよいか分からないと思います。外観からでも好みをある程度判断できるので、どう見て回ればよいか分からないときは、好みの外観の家から見ていくことをおすすめします。
好みの外観の家があれば、後で見返せるように写真に収めておきましょう。
モデルハウスのことは、モデルハウスの担当者に話を聞くのが一番です。気になったモデルハウスに入って、担当者に分からないことや気になることを積極的に聞きましょう。疑問はすぐに解決することで、住まいに関する理解度や知識を高めることができます。
担当者と会話をすると、マイホームに関する情報を整理できます。「家を建てるタイミング」「予算」「こだわり」など、自分の中で大切な部分や必要のない部分の振り分けができます。何も計画がない状態では、家づくりをすすめることが困難です。内容が具体的になれば、家づくりが大きく前進するでしょう。
しかし、担当者と話すと「しつこい売り込みされるのでは」と不安になる方もいるでしょう。売り込みをされないコツは、アンケートを書かないことです。個人情報を出さなければ、セールスはされないので安心してください。
展示場を見て回った後は、家族と意見を出し合い、話し合った情報をノートなどにまとめます。見ただけで情報を放置すると、せっかく集めた情報も忘れてしまいます。情報をまとめておけば、家づくりが始まったときにも、担当者にイメージを伝えやすいのでおすすめです。
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